







日本では太古の昔から月を神聖視していたようです。
十五夜ではありませんが、縄文時代には「月を愛でる」風習があったといわれます。十五夜の月見が盛んになったのは、平安時代。
貞観年間(859~877年)ごろに中国から伝わり、貴族の間に広まりました。
月を見ながら酒を酌み交わし、船の上で詩歌や管弦に親しむ風流な催しだったそうです。
貴族たちは空を見上げて月を眺めるのではなく、水面や盃の酒に映った月を愛でました。
庶民も広く十五夜を楽しむようになったのは、江戸時代に入ってからだといわれます。
貴族のようにただ月を眺めるのではなく、収穫祭や初穂祭の意味合いが大きかったようです。
十五夜のころは稲が育ち、間もなく収穫が始まる時期。
無事に収穫できる喜びを分かち合い、感謝する日でもありました。
そして時は経ち2018年 今年の十五夜は9月24日(月)です。
町ゼミの受付スタートは25日から
講座を楽しみにしている皆様、お電話は美しく輝く月夜のあとで。